4歳になって俄然、おしゃべりになった娘。
ものすごい勢いで話しかけてきます。ただ少し気になることが・・・。
たまに興奮して話はじめると『あのね、うちがね、あのね、遊んでたらね、あのね・・・』と『あのね』を連発して話がよくわからないこと。
頭の中で文章を組み立てているんだろうなと思って『ゆっくりしゃべろうね』と促しても、あまり効果はない。
娘は伝えたいことがあるのに私達に通じないと、最後には癇癪をおこして泣き出して怒鳴ってしまう。
これも成長の過程なのか?それとも何か問題があるのか少し気になったので調べてみました。
言葉の成長には個人差がある
保育園に娘を迎えに行ったときに驚いたこと。それはものすごくはっきりと喋る仲の良いお友達がいたこと。それも話す内容も大人びている。
『〇〇ちゃんのパパ?』
『そうだよ。こんにちわ』
『こんにんわ。今日は風が強かったねー。大丈夫だった?あっ、〇〇ちゃんはホールにいるから呼んでくるね。待っててあげてね。』
「はーい。ありがとう』
おそらく周囲の大人の会話を真似してしているんだろうけど、物怖じせず大人と話すことや喋る内容に感心してしまった。
娘もよく喋るようになったなーと思っていたけど、段違いに喋りが上手い。比べても仕方がないと頭でわかっているんですがね。
である時、教師であった姉と電話で話すときに『こどもの言葉の発達について』聞いてみた。姉のところは3人子どもがいて上の2人、女の子は社会人。一番下の息子は大学生です。
『上の子は、小さい頃からうるさいくらいに喋ってたけど、2番目は小学校入るくらいまでおしゃべりはあんまり上手くなかったよ。その子の性格にもよるから心配する必要ないよ。』とのこと。
たしかに2番目の姪っ子は少しおっとりしている。でもとてもしっかりしている。
うちの娘も性格的にはシャキシャキとした感じではない。でも一人で本を読んでいるときはしっかりと声に出して、理解しながら読んでいる様子。心配はないかな。
子どもとおしゃべりを楽しむことが大切
でいろいろ調べてみると、子供の言葉の成長時期にやっちゃいけないことがある。
それは子供の言いたいことを先取りして言ってしまったり、やってしまうこと。
子供は自分の言葉で、なんとか自分の欲求や聞いてほしいことを伝えようとしているんですね。
それを親が先取りしてしまうことは子供の言葉の成長を邪魔していることになるんです。
またもっと恐ろしいのは自分がしゃべらなくても大人が勝手に理解してやってくれると、自主性も育たなくなるということ。
話は少し逸れるのですが、祖父母に子育てを任せっきりにしていたら子供の言葉の発達が遅れ、なおかつ指示待ちの性格になったと書いてある文章を読んだことがあります。
子育てに慣れている祖父母は孫が何を欲しているか、子ども自身が言葉で伝えなくても全てやってくれることが原因らしいです。(もちろん祖父母に子育てを協力してもらうメリットも沢山あります。)なるほど~と納得しました。
『あのね、あのね、・・・』となかなか言葉がでてこなくても、またこちらが子供のいうことを理解できなくてもゆっくりと聞いてあげましょう。
ともすれば忙しい時に、これをやられるとついイライラしてしまいます。でもじっくり聞くことだけで子供の言葉の成長を促していると考えれば楽なもんですよね。
また聞いてあげるだけでなく、たとえ子どもが理解できない内容であっても話してあげることも大切です。とにかく言葉のシャワーを浴びせてあげる。それが子ども語彙を増やすことにもなります。
テレビやYoutubeの見過ぎは駄目!
言葉のシャワーを浴びせるといってもテレビやYoutubeでは逆効果になります。
上の記事によると、
小児期にテレビを長時間視聴していると、脳の高次認知機能に関わる領域が影響を受け、言語能力が低下することが明らかになっている。
とのこと。もちろんyoutubeも例外ではありません。どうしても親が手を離せないと、テレビやスマホのYoutubeを見せてしまいがちですが、やめたほうが良さそうですね。
逆に親子で会話をしながら長時間過ごすことは子どもの言語理解機能を伸ばすことに繫がるようです。
今日からしっかりと娘と会話しなきゃなー。