自宅をリフォームするにあたり、どうしてもやりたいことがありました。
それは土間を作ること。
昔の農家のように入り口に大きな土間を作って、雨の日や冬の間、そこで作業できるようなそんなスペース。
私の場合は自転車やバイクが趣味なのでそこで機械のメンテナンスするのが憧れだったんです。
そのための準備怠りなくやってきました。笑
まずは妻の説得。
モデルハウスを見に行くにも土間をコンセプトにしたような物件を調べて連れていく。
「うちには犬も猫もいるしさ、綺麗な内装なんてすぐにぐちゃぐちゃになるよ。それだったらリビングに土間作ってさ、犬も猫が汚い足で歩き回っても気にならないようなスペース作るのが現実的だよねー。」
なんて一生懸命説得したせいもあり妻も納得してくれました。
次に建築会社への説明。
今回リフォームの依頼をしたところは会社組織ではありますが、社長が設計等もやっている小さなところです。
当初はリビングを土間にしたいと言ったところ少し怪訝な顔をされました。
確かにリビングを土間にする家も増えてきたと言ってもまだまだ少数なんです。
「長野の冬は土間だと寒いですよー」なんて言われましたが、最終的には快く了承してくれました。
もともと店舗の内装なんかも手掛けられている会社で腕もたしかでした。
そして何よりも細かな要望も直接、設計もやる社長に相談できます。
営業担当が間にはいる大きな住宅メーカーよりも風通しががよくこちらの意向もきちんと伝わりました。
でも土間といっても床材の材質や仕上げがいろいろあるんですよ。
としては木やモルタル、タイル敷きなど。
その材料にしても木の種類、モルタルの種類、タイルの種類がいくつもあって調べれば調べるほど選択の幅が広がり決めるのが難しくなりました。
で最終的には一番シンプルな通常のモルタル仕上げにしました。仕上げの塗装は自分たちでやりました。
リビングを土間にして良かったこと
- 汚れが気にならない。土間にペレットストーブを設置しましたが、灰などがこぼれても掃除機で吸うだけ。
- 娘がボールで遊ぶときよく弾んで楽しそう。
- 犬や猫の爪痕がつかない。
- なんかかっこいい!←これ大事。
リビングを土間にして困ったこと
- ものをこぼすと意外とシミになる。←これも味だと思うとそんなに気にならない。
- 犬や猫は時々滑っている。←爪が引っかからないので犬や猫が走るには向いていない。
やってみてデメリットは本当に少なかったです。引き渡しが冬だったんですが、当初は土間からの冷えがあるかなーと覚悟していたんです。がペレットストーブの輻射熱で床が温められているのか意外と寒くない。
逆に部屋が温められすぎのときに裸足になるとヒヤッとしてなんとも気持ちが良いです。
まだ夏は経験してないですが、涼しいだろうと期待しています。
その他、来客の際に靴を履いていただいたままリビングに案内するのですが、女性の方には特に好評です。
冬だったせいもあるのですが、ブーツを履いている人もけっこういる。
ロングブーツなんかをわざわざ脱ぐのは面倒くさいらしい。また靴の中が恥ずかしい方も・・・。
確かに飲み会の時、座敷席だった場合にかかとに絆創膏貼っている女性もたまに見かけるなー。
いずれにしても今のところ土間を作って本当に良かった!と心から思っています。