子育て

子供の性格や能力は『生まれもったもの』?|『遺伝』と『環境』の関係

最近、娘の性格が気になります。

自分や妻とは全く違う感じがするんです。

すごく頑固で意地っ張り、言い出したらてこでも動かない、一方とても誠実で周りにとても優しい。

どうしてこんな性格になったんだろう?

後天的と言うより生まれ持ったんじゃないかと思ってしまいます。

とても気になったので調べてみました。

性格や能力の遺伝割合

そもそも性格や能力ってどのくらい遺伝するんでしょうか?

benesse.jp

知能の遺伝は60%

ほとんどの人が気にする知能の遺伝。

上記の記事によると知能の遺伝割合はだいたい60%位とのこと。

あなたの予想より高いですか?それとも低いですか?

私の感想としては『意外と高いなー』という感じです。

ただ面白いのは年齢を重ねるにつれて遺伝の影響が強くなるという下りです。

これは言い換えると人生の前半は学校教育の影響が強いとのこと。

そう言えば中年以降の大人になって妙に頭の回転の早い人や能力の高い人に出会うことがあります。
(知識とか教養とかの意味ではないですよ。)

でも聞いてみると学歴は全然たいしたことがない(失礼な!)。

こんな人達は遺伝的にはもともと能力の高いのかもしれませんねー。

そんな人達を見ると惜しいなーと思います。

日本はもちろん世界でも学歴で仕事の選択が限られてきますからね。

記事の中でも収入の話がありますがいろいろな要素があるので子供時代には判断しかねるようです。

性格の遺伝は30%~40%

私が気になっている性格の遺伝。

これも予想と反して意外と低い。

約30%から40%程度。

つまり性格は遺伝よりも環境に左右される割合が大きいということですね。

そうかー 娘の性格は環境によるものが大きいのか。

それなら自分たちと全く違っても不思議ではないんだなー。

でも不思議に思うこともあるんです。

友人に一卵性の双子がいるんですけど、性格がけっこう違うんですよね。

おんなじ環境で育っているのに。

うん待てよ。

一卵性なのに性格が違うってことが環境の影響が大きいってことの証明か!

おんなじ環境って言っても他人の目からみたらって前提ですからね。

実はいろいろと違っていたのかもしれません。

記事の中ではその他にも『自尊心』、『芸術的センス』の遺伝的要素がどれくらいか述べられています。

話は少し逸れるのですが、遺伝で思い出した事が一つ。

それは精子のネット販売!

凍結された精子を世界のどこにでもネット販売してくれる会社があるのです。

bunshun.jp

カタログ上のドナーのプロフィール欄で国籍、人種、身長、体重、血液型、目の色、髪の色、精子の運動率にチェックをつけると目的にマッチするドナーを表示してくれます。

そして気になる価格は100ユーロ~1640ユーロ、日本円で約13,000円~218,000円。

面白いのは精子提供者のスペックが高いこと(例えば〇〇大学卒で収入がいくらとか)が値段に影響するのでなく、精子の運動率がよいほど価格が高い点です。

つまり妊娠させやすい精子が高いのです。

この会社ではアジア人の精子が不足しているとのことなので、健康で精子の元気さに自信のあるかた(どんな自信じゃ(笑))は応募してはいかがでしょうか。

結局、大事なのは環境

話を元に戻します。

精子のネット販売でもそうでしたが、精子提供者のスペックはそれほど重要視されていません。

またある分野で高い能力を遺伝している子供がいたとしても、自分の能力が最大限発揮されるその『ある分野』に出会わなかったら宝の持ち腐れとなります。

つまり後天的な環境、言い換えると『教育』で性格や能力は変わってくるということです。

ただし、親が強制させるものでは子供の才能も開花しずらいとのこと。

自由な環境で子供がおもしろがったり、やりたがることを伸ばすことが子供のもつ才能を発芽させる良い方法です。

口で言うのは簡単ですが、現実的にはなかなか難しいですね。

親の義務感ではなく、子供と一緒に楽しむ感覚くらいでいるのが丁度良いかもしれません。

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