夫婦関係

ワンオペ脱却法|家事・育児を旦那に手伝わせたいなら怒るのは逆効果!

旦那が家事・育児を手伝ってくれないワンオペ中の妻の方に向けています。

 

あなたが頑張って家事・育児をしているのに仕事から帰ると寝転がってスマホをいじっている旦那。

 

料理中なら真っ赤に焼けたフライパンでも投げつけたくなりませんか?

 

もしあなたも外でも仕事して育児・家事をこなしているならその気持はさらにヒートアップしているでしょう。

 

でもそんな旦那にいちいち切れて怒るのは逆効果です。

 

男は育児の大変さをわかっていません

かつて私もそうでしたが、基本的に旦那は育児の大変さをわかっていません。

 

『俺は外で働いてきてんだー、疲れてんだよ!』

 

というのが家事・育児を手伝わない旦那の基本的なスタンスです。

 

だから子どもをお風呂に入れるとか、あなたがご飯作っている間に子どもの相手をするだけでも、

 

『俺も協力してるだろー』

 

といっぱしのイクメン気取りで言い返してきます。

 

でも1日中、子供の面倒を見るのと、休みの日や仕事から帰ってちょこっとの時間だけ子どもの相手をするのでは大変の度合いは天と地ほどの差があります。

 

子どもは相手によって態度を変えることを心得ています。

 

普段あまり小言をいわない旦那の言うことには素直に従うのです。

 

基本的に子どもは理不尽な生き物です。

 

理屈は通用しません。

 

嫌いなものは嫌い、欲しいものは欲しい。

 

やりたいことはどんなことをしてもやりたい。

 

下手をすると命を落とすような危険なこともやりたがります。

 

そして目的を遂行するためなら、彼等はどんなに人目があろうが、地面に転げ回り泣きわめきます。

 

手段は問いません。

 

この理不尽な生き物と終わりのないワンオペ生活が続くのです。

 

外の仕事なんてそれに比べたら簡単なものです。

 

時間がかかっても、やればいつか終わることばかり。

 

 理不尽な事といえば、上に提出する資料を自分が忘れていたくせに、明日までに仕上げろと言ってくる上司くらいなものです。

 

徹夜1回で解決です。www

 

子どもの理不尽さと比べると月とスッポン。

 

そんな私たち男性ですが、家で妻に怒られると『イラッ』としてしまいます。

 

外では言い返せないので、尚更です。

 

こちらに非があったとしても素直に聞けないのです。

 

ましてや

 

『桜子ちゃんちの旦那さんなんて、こんなことまでやってくれるのよー。』

 

みたいな他の旦那さんと比較される事を言われると逆ギレしたくなるのです。

 

旦那に育児の大変さをわからせる方法

本題です。

 

この方法は実際に妻が私にやったことです。

 

本人は意識していないと思いますが。

 

妻はフルタイムワーカーで、私よりも給料は高いです。

 

それでも娘の送り迎えをして、買い物、夕食の準備をし、洗たくをして、娘の保育園の連絡事項に目を通し、お風呂にいれて、寝かしつけという殺人的なスケジュールをこなしています。

 

仕事内容も金融機関や会社の社長を相手にする相当ストレスが溜まりそうな事です。

 

私は掃除、ゴミ出し、犬の散歩、朝食の準備、後片付けはやっていましたが、育児に関してはそれほど関与していませんでした。

 

それでも私にはやってあげてる感が心のどこかにありました。

 

あの時までは・・・。

 

妻が3日間いなくなった

ある時、妻が3日間家を空けたのです。

 

といっても家出ではありません。

 

仕事に必要な資格取得のために3泊4日の研修に行ったのです。

 

娘の世話をお願いと言われ、前日にいろいろとレクチャーを受けました。

 

娘の着替えの場所や保育園の準備など、多岐にわたりました。

 

私はハイハイと返事はしていましたが、半分は聞いていませんでした。

 

そして妻が出かけた後から私の試練が始まりました。

 

朝の顛末はこちらでも書いています。

 

 とにかく3日間は外で仕事をしている時が精神的なお休み時間でした。

 

ほんと外の仕事はやってれば順調に終わっていくんです。

 

子どもを育てることとは根本的にカテゴリーの違いを感じます。

 

さて仕事が終わって夕方には娘のお迎えです。

 

娘が通っている保育園は夕方6時半までに迎えに行かねばなりません。

 

渋滞に巻き込まれながら車で大急ぎで向かいます。

 

帰りに娘とスーパで買い物をするときも、アレを欲しい、コレも欲しいというのをなだめすかしなんとか帰宅します。

 

それから夕食作り。(料理は独身時代から自炊していたのでそれほど苦痛ではない)

 

ただ、調理している間も娘の動向に気を使います。(対面キッチンがほしい~!)

 

食べ終わると、皿洗いの後にお風呂。

 

一緒に入って一緒に出ます。(両親がいると子どもを受け渡すことも出来ますが、それもできません。)

 

お風呂上がりにはこちらは全裸で娘にクリームを塗り(娘は乾燥肌でお風呂上がりのクリームが欠かせません。)、パジャマに着替えさせます。

 

歯を磨かせて、寝室へ。

 

娘が眠るまで、ベッドの横で絵本を読みながらねかしつけ。

 

それからわずかながら自分の時間。

 

これが3日感続くと想うと気が遠くなりました。

 

でもこれは妻がほぼ毎日、こなしていることなのですよね。

 

かりに妻が専業主婦だとしても少しも楽にならないことは想像できます。

 

なぜなら理不尽なかわいい生き物と過ごす時間が増えるだけだからです。

 

一緒にいたいけど一緒にいたくない複雑な感情です。

 

妻の大変さがつくづく身に沁みた3日間でした。

 

育児・家事の丸投げ

 つまりあなたのモヤモヤした気分を旦那にもわからせるには、丸投げ戦法が一番です。

 

まったく家事・育児をしていな旦那には半日丸投げから始めてはいかがでしょうか。

 

理由は実家のお母さんがギックリ腰になったとか、父親が倒れたとか、あらかじめ協力してくれる身内も巻き込むのが、良いでしょう。

 

そして帰ってから旦那をやさしく労うのです。

 

1日丸投げやお泊り丸投げまでやれるようになったらしめたもんです。

 

口には出さなくても旦那はあなたの大変さが身にしみているはずです。

 

その状態で、だんだんと旦那の育児・家事で任せることを増やしていくのです。

 

その際も、頭ごなしではなく下手にでてお願いするのです。

 

旦那がやってあげる感たっぷりに了承してもけっしてムカつかないでください。

 

承認欲求を満たされると進んでやるようになります。

 

われわれ男性はあなた達女性よりもずっと幼稚な生き物なのです。

 

 

旦那の教育は1日で成らず。

 

 よろしくお願い致します。

 

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